2021年10月18日月曜日

「編む」とは  編み物のそもそも論

 8月から取り組んでいるサマーセーターはコットンの糸を使っているが、上質なのでとても編みやすい。DARUMA毛糸のコットンの紺の糸を使って編んでいる。

どんなセーターを編んでいるのかというと、三國万里子さんの作品でほぼ日ストアで売られているもの。「たちあおい」という作品名なので興味のある方はググられたい。

レースっぽいサマーセーターみたいなことが売りなのだけれど、この模様編みはとても編み応えがあって、模様編みこそが編む醍醐味という感じがする。すると、編むってそもそもなんだろう?という疑問が湧いてきた。

感覚としては、糸を組んでいく感じがするなぁ、組紐みたいだなぁ、あ、紐じゃなくて組み毛糸かぁ、と思っていた。一目避けておいて交差にするとか全く組紐なのだ。

じゃぁ編むって一体なんだろうと思った。棒針で糸を置いていく?糸を置くというよりも綾をつける感じだし、やっぱり組むかなぁ。

そんな仮説を元に「編む とは」でググってみたら、やはり竹などを組むということで、糸を組むことなのだとわかった。そう糸を組んでいくことがすなわち編み物だったのだ。

そんな感覚をわかってから、編み物が一層楽しくなった。私の不器用な手先であっても、しっかり組めれば作品は出来上がる。なるほどなぁ、組むかぁ。

今日は感覚と言葉の革命があった。

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