2021年10月10日日曜日

ミニマリストへの憧れと現実

 ミニマリストというと何か神秘的な感じがするのは私だけだろうか?ミニマムな持ち物で身軽に暮らす生活には、その行動が何かとヴァリエーションに富んでいるのではないかと想像させる。

ミニマリストたちの出版した本や、プロデュースした部屋などを見るととても美しく、生活感もなく、何かモデルハウスのようにも映る。どんなに狭い部屋だったとしてもだ。

しかしながら、私の現実ではミニマリストは達成されない。それは果てない好奇心からくる書籍の購入や、懲りないエクササイズのために購入されるスポーツ用品のためだ。

シンプルな部屋にヨガマットを1枚だけ敷きっぱなしにしておくとしよう。やることはヨガだけ、となると選択と集中ができているということになる。

ところが、フローリングの床にヨガマットを敷いたままとすると、どんどん髪の毛やらほこりやらがヨガマットについてしまう。必然的にヨガラグを置いたり、ヨガマットクリーナーを買ったりと、余計なモノが増えていく。

じゃぁ、本は紙じゃなくて電子書籍にすればいいじゃん、となるが、電子書籍で読む本はどうしても疲れてしまって続かない。光をずっと見つめ続けているからだ。

そんなわけで、私は本とヨガマットと、室内サイクリング練習機と一緒の部屋で仕事している。ミニマリストになるなら、ヨガとサイクリングをやめて本も読まないとなるが、身体を動かさない、好奇心も満たされない、そんな生活はまっぴらごめんというわけで、ミニマリストはやめている。普通のサラリーマンはミニマリストはできないかもしれない。

ミニマリスト革命はそんなわけで私のところにはやってこないのだ。

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