2021年10月3日日曜日

ゆるゆると立ち上がれ

 今年の夏の疲れと、ワクチンの体力へのパンチでトレーニングができなくなって、もう一回トレーニングをブートアップしようと思って、15分からはじめたサイクリングのトレーニング、なかなか元に戻らない。トレーニングをした翌日は朝起きるのが辛く、足がいつまでも熱っている。

どうしたもんだろうと思い、かかりつけの内科医に相談したところ「もうそういう歳だから」と言われてしまった。「そうですね、ゆるゆると行かないとね」と同調すると先生から「いい言葉が出たぞ」とのこと。

10歳違いくらいのこちらも昭和生まれの内科医が「私も10年くらい前はそうだったんだよ。」と。「元に戻らないのでしょうか?」と聞くと、「いやいや元には戻るけど時間がかかるということだから。」そう説得され、「肩が凝って仕方ないんですよ。トレーニングすれば治るのに。」と伝えたところ、それならと肩こりに効く漢方を処方された。

帰宅して、漢方を一包飲んで数時間で背中から首にかけて凝っていた身体がふっと緩んだ。在宅勤務というのは昭和生まれにこうも鞭打つのかとも思う。体力がなくなってしまって、また通勤をゆるゆると再開することになるのだ。

40代の頃は「このままいける」という野望みたいなものがあったが、そうもいかないということが年代が変わるのを境に実感すること。50代の革命はゆるゆると進むのだった。

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