2021年9月23日木曜日

革命的な飛躍(またはかわいそうなティーンエイジャーのリベンジ)

40代後半から、数学に興味を持った。というか、30代後半からほぼ私の仕事は数字に関するものだったので、数字アレルギーが治ったのかもしれない。

そもそも数字アレルギーにしてくれたのは、母校の高校。私立だったので、入試は高校数学の範囲。予備校で対策していてそれが当たったのでなんとか入学したが、それ以来、私は数学劣等生なのだという烙印を押されっぱなしだった。トドメは定期テスト。国立の2次試験が出題された。

社会人になって、統計データをチェックし、数字を作り、検証し、多角的に見る、そんなトレーニングをずっとやっていたら、数字を扱っても別にいいんじゃないの?という割り切りみたいなものができてきて、かわいそうなティーンエージャーの心に焼きついた数字嫌いが治った。まるで減感作療法だ。

そこで、数学の参考書で「やさしい数学」、通称「やさ数」というのを買ってみたが、これがまるっきりまどろっこしくて、説明が長くて、しかも途中からこの公式でやればいいんだよ、なんてことが書いてあって、NGだった。私には合わない。

そこでスタディサプリの大学受験コースをやってみた。なんと、わかるじゃん?

さらにチャート式の参考書で通称「青チャ」というのを数学IIIまで買ってみた。理解できるじゃん?

というわけで、6月までは数学を勉強していた。微分、積分、なーるほどだが、応用題まではまだ解けないだろう。しかしながら、2021年はコロナのおかげで積年の恨みをリベンジできたのだ。

季節が深まり、暑さがそろそろ遠のいてきたので新しい生活様式でできる時間を使って、ぼちぼちまた数学をやり直そう。