2021年9月28日火曜日

ミニマリストにはなれないけれど(シンプルという革命)

 ミニマリストというのがちょっと前に流行った。いや、まだ渦中に身をおいている人もいるのかもしれない。

断捨離も時を同じくして流行っていた。結局目的としては、不要なものは買わない、捨てるということ。それで人間関係が良くなるとかならないとか。

最小限の生活、それはそれでスッキリしていいかもしれない。日常で使うものなんて知れているから。ただ、普通に暮らしているのだったら、必要なものは必要なものとしてとっておいて、清潔に整理整頓されていればいいんじゃないかというのが私の持論。

なんでそんなことを言っているかというと、捨ててしまって結構後悔したものがあったから。片付いているのはいいのだけれど、古本屋で書い直した本もあったし、人にあげてしまって新しいものを買い直したものもあった。

それに、私は昭和の人なのでそもそも買ったものを大事に使う。ユニクロのジーンズなんか擦り切れるまで履いているし、20代の頃に買ったLeeのジーンズも裂けるまで履いていた。

今使っている無印のベッドなんか20年も使っている。アフタヌーンティーで買ったコップなんか、もう30年くらい使っている。物持ちがいいんですね。

そもそもシンプルなものが好きだったので、味もそっけもないものが好きなのかも知れないけれど、ミニマリズムというのは私に取ってはシンプルに「片付け」だった。

シンプルという革命は、静かに日本を覆い、やがてみんな静けさという心の平穏を得たのかも知れない。


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