2021年10月2日土曜日

編み物の道具 失敗の目数リング

 編み物をするときに必要な道具は意外に多い。ヨガのヨガブロックやベルトみたいに、編む作業をガイドしてくれる道具があると、編み物が捗る。

棒針なら、段数リングと目数リング、それから縄編み針、キャップ、糸休め用のホックみたいなものがあると、特にセーターみたいな大物を編むときにとても役立つ。

その中で、いつも使っている目数リングというのがある。これは模様編みをする時に、例えば8目ひと模様の場合、8目で目を区切って棒針に絡めておくものなのだけれど、これに装飾を加えたらどうか、というアイデアをもった。

具体的には、リングにビーズをはめこんで編んでいる最中もキラキラを楽しめたらいいなと思い付いたわけだ。早速手作りしてみた。

一つは、チェコビーズというビーズとリングを組み合わせたもの。もう一つは、百均のビーズとリングを組み合わせたもの。もう一つは、葉っぱの形をかたどったアクセサリーパーツとマルカンというアクセサリ用のパーツ(つまりは丸い輪の金属)を合わせたものを作ってみた。

結論から言おう、失敗だった。目数リングは、棒あみで左から右へ渡すものなのだけれど、どれも重すぎてNG。左から右へ目数リングをうまく渡そうとするたびに落ちて、それに気取られて模様あみを間違えてしまった。結構な段数を編んだのに、最初からやり直しを2回ほどやった。

3回目の正直、というやつで、3回目は編み物用のプラスチックの目数リングを使ったところ、スイスイとすすむ。やはり、手芸メーカーがそれなりに考えて作っているものを侮ったのは素人考えだった。

ビーズの目数リングは、小さな作品を編む時に取ってはあるが、半分は近所の老夫婦のお孫さんの遊び道具として、行き先が決まった。道具というのはやはりシンプルであるべきなのだ。

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